さて、マーケティングなんて聞くとちょっと難しく感じるかもしれません。
また、中にはちょっと「音楽」というものの本質から離れ、
後ろめたく感じる人もいるかもしれません。
でも、このマーケティングという言葉、
難しく考える必要も、後ろめたく感じる必要もありません。
「音楽」におけるマーケティングの意味とは、
「一人でも多くの人に自分の音楽を聴いてもらう」、
そのためにはどうすればいいか、何をすればいいか、
それを考える事。
それが、「音楽」におけるマーケティングの意味です。
どうすれば一人でも多くの人に自分の音楽を届けられるだろうか?
どんな工夫をすればいいだろうか?
どんな媒体を使うのが効率的だろうか?
ネットだけでなく、ライブの集客をどうすればいいだろうか?
CDを1枚でも多く買ってもらうにはどうすればいいだろうか?
こういったことはあなたもよく考え、悩んでいると思います。
そういった事を小手先だけのものではなく、総括的に考え、
そのための仕組みを作り上げること。
それが、「音楽」におけるマーケティング、の意味です。
僕はずいぶん前から言い続けてきた事があります。
それは、音楽を拡げるためには3つの能力が必要である、と。
1つ目は、「音楽そのものを創りあげるミュージシャンとしての能力」
2つ目は、「音楽を制作するエンジニアとしての能力」
3つ目は、「創りあげた音楽を人に届けるためのマーケッターとしての能力」
この3つの能力が必要である、そう思うんです。
もちろん3つをすべて自分が持つ必要はありません。
要はその能力を持つスタッフがいればいいわけです。
メジャーであれば当然それぞれの部門に、それぞれのエキスパートが存在してい
て
それぞれが出来うる限りの仕事をするでしょう。
しかし僕らはインディーズ。
アマチュアです。
使えるスタッフや人材は、せいぜいがバンドメンバーと1部のファンだけ、
いや、結局はほとんどを一人でやらなければいけない、
そんな人も多いと思います。
僕自身がそうです。
曲や詞、アレンジ、オケは自分で作り、歌もほとんど自宅録音。
エンジニアリングの知識も自分流。
当然、拡めるためのアイデア、工夫も自分で考えなければいけません。
たぶん、ほとんどのアマチュアミュージシャンが僕と同じ立場でしょう。
いや、アマチュアミュージシャンに限らず、
自称プロのミュージシャンでも状況は大差ないはずです。
有能なスタッフがつき、充分な広告費をかけてもらえるプロのミュージシャンだって
そう多くはないはず。
一人でも多くの人に聴いてもらいたいと思えば、
いやでも、自分でマーケティングを考えなければいけない
そういうことなんです。
先ほどあげた音楽を広めるために必要な3つの能力、
ミュージシャンとエンジニアリングに関しては、結構みんな努力するんですが
(あたりまえですが(汗))
マーケティングというととたんにしり込みします。
面倒くさくなります。
でも、これは本当に避けられないところなんです。
しかも、本当にありがたいことに、今の時代、
ネットがあります。
ネットの存在のおかげで
工夫の仕方しだいでは、インディーズでも充分勝負になる、そう思っています。
そして、ネットの存在のおかげで、
メジャーとはまったく違う戦略をとれる、そう考えています。
それは、タイアップやイメージ広告に頼らない戦略。
次回、さらに突っ込んだ話をします。





















