先日、またライブバーでセッションしてきました。
その時に、偶然なんですが地元の雑誌の取材を受けまして、
その質問の中でちょっと面白いと思うことがあったんで、
予定を変更してその話しを。
「Jakeさんにとって、セッションとはなんですか?
ライブとセッションの違いってなんなんでしょうか?」
雑誌社の方に、そんな質問をされました。
セッションの意味、
まあ普通に考えれば、
まったく知らない人とでもコミュニケーションをとることが出来る。
決め事が少ない中での瞬間のひらめきを楽しむことが出来る。
いつもとは違うこと、自分のバンドとは違うことが出来る。
難しい事を考えずにひたすら発散することが出来る。
純粋に好きな曲を楽しむことが出来る。
いつもやるメンバーと違った個性を楽しむことが出来る。
瞬間のひらめきが、メンバー間でのアイコンタクトのみで通じる瞬間を心地よく
感じることが出来る
などなど、
こういったことがセッションする意味であり、
また、セッションの魅力といえるでしょうね。
まあ、要するに楽しい、と(笑)
一言で言って「楽しいから!」だ、と。
そういえば良いことなんですが、そのとき既に飲んでいた僕は違うことを言ってしまいます(汗)
また天邪鬼な一面が顔を出します(笑)
僕がなんと答えたか?
それは、
「セッションというのは、自分のかっこよさを見せる場所なんだ!」
とか言ってしまいます(苦笑)
巧さを見せるところではなく、かっこよさを魅せるんだ、と。
「俺ってかっこいいだろう!!」と、思いっきり魅せる場所だ、と。
(こう書くと結構嫌味に聞こえますが(汗))
当たり前だと思いますか?
でも、結構セッションやっている人で、巧さを見せようとする人、多いです。
客席に同じパートのプレーヤーなんかいると、ホント巧さを見せようとしたりします。
そうじゃないんです。
見ている人は巧さなんて興味ないですから。
更にいえば、巧さだけでは退屈ですから。
凄い!とか、かっこいい!!とか
巧さだけでは絶対思ってくれませんから。
だからセッションはかっこいいところを魅せる場所なんです。
どうやったらかっこいいか考える場所なんです。
で、その答えのヒントは
ダイナミクス、そしてやはりビート、更には一発芸的なもの(笑)ということになるわけです。
余談ですが、映画「クロスロード」の中で、ギターリスト同士の対決シーンが出てきます。
また、映画「タップ」の中でも「チャレンジ!」とかいって
タップダンサー同士の対決シーンが出てきます。
こういうことは、実際に黒人社会の中で結構頻繁にあるようです。
週末のジュークジョイント(ライブバーのようなものですね)では
セッションをする中でどっちが凄いのか、ということを競う対決のようなことが
されていました。
で、そこで大事なのも、巧みさではなくかっこよさだと思うんですよ。
どっちが上手いかを競うものではなく、
どっちがかっこいいか、どっちがより観客の心を掴めるか、それを競っている、
そう思うのです。
(ちなみに映画「クロスロード」は酷すぎですがね。僕の周りの人はあの映画を
評価する人多いですが僕はまったくそう思いません。ブルースを知らない人間が作ったとしか思えない。
見る必要ないです。でもタップはぜひ見てください、すばらしい映画です。(笑)))
セッションで普段やるメンバーでないのにも関わらず、
ダイナミクスのイメージがそろった時は本当に気持ちいいです。
またそうなった時には、急なブレイクのタイミングさえあったりします。
で、そこまでメンバーが一体となったセッションは、見ている側にも良さが伝わります。
また先ほど一発芸的なもの(笑)、
と言いましたが半分は冗談ですが半分は結構本気で、
例えば、ギターリストであれば一発のチョーキングでどこまでも伸ばしてみる、
とか
トリルをどこまでも続けてみる(Charがナチュラルバイブレーションでやっているようなやつ)とか
チョーキングからフィードバックさせてずっと鳴らしてみるとか、
こういうシンプルだけれども強いフレーズ。
そのほうが早弾きなんかよりはるかにインパクトがあるわけです。
ヴォーカリストなら、すごく長いシャウトとか。
(トムジョーンズが恋はメキメキのイントロでやったようなやつです、
まああそこまで出来ませんが(汗))
そうやって、お客さんに魅せる、
ということを学ぶ上でもセッションは効果がありますよね。
まあ、単純にお客さんに受けると気持ち言いということだけかもしれませんが(笑)
あなたがもし、今までセッションの時に上手に見られたいと思っているのなら、
また、自分はあまり巧くないからセッションになんか参加できない、
そう思っているのなら、ちょっと考えてみてください。
「セッションは巧さではなく、かっこよさで勝負する。」
こう考えたときに、セッションに対する意味合いが変わってくるはずです。
まあ、セッションでもライブでもこの辺は変わりませんが、
セッションのほうが、より瞬間的なものが要求されるため、予測していないものが生まれる
そんな魅力がありますよね。
ぜひ、あなたもセッション、楽しんでみてください。
PS
セッションって自己満足で終わる可能性が高いことも事実です。
自分だけが気持ちよくなってしまう。
それはそれでいいのかもしれませんが、
僕はどうしても見ている側の気持ちを考えてしまいます。
退屈はさせたくないし、いい意味で驚かせたい。
興味のない人がいたら振り向かせたい。
そう思ってしまうんですよね。





















